副代表社員挨拶
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合同会社家族舎は、2015年4月20日に産声を上げ、今年でまる8年となりました。設立者である趙没名、ライス-チョウ ジョナ、ライス-チョウ ノアの三人は、母子であり、同僚・同志でもあります。母趙没名が、訪問介護のなかった時代に重度の難病をもち生まれた私と弟の介護を、近隣に支えられやってきた30年間の経験と教訓を、社会的財産として社会に貢献しようと決意し、母子三人で「家族舎」を設立しました。
家族舎の経営と運営には障害当事者も実際に関わっており、何事も利用者様の目線で考え、責任のあるサービスを提供し、またそれぞれの利用者様の文化を尊重し、時にはマンパワーとしてだけでなく精神的な支えにもなれるように最善を尽くしております。
家族舎は、これからも社会変化の中で利用者様の声なき声に耳を傾けて、生活支援を通じて利用者様の人生の伴走者として走り続けていきます。
経営理念
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常に
「誠実」
に利用者様と向き合い
その感情や文化を真摯に受け止める。
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常に
「責任」
をもって利用者様の日常生活と社会生活を支え
完成度の高い支援を追求する。
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常に
「信頼」
される介助者として
利用者様の夢と希望の実現を支援する。
会社概要
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商号
合同会社家族舎
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代表者名
趙没名
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本社所在地
〒602-0007 京都市上京区下清蔵口町133
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Tel/Fax
075-432-1010
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設立
2015年4月20日
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指定年月日
2015年9月20日
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法人番号
8130003004226
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事業所番号
2610381291
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資本金
50万円
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従業員数
15名(2023年10月時点)
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事業内容
重度訪問介護・居宅介護(身体・難病)・訪問看護ステーション
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サービス提供地域
京都市内全域・京都府内一部
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URL
https://www.facebook.com/kazokusha
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沿革
2015年4月20日 京都市において法人登記
2015年9月20日 京都市指定、重度訪問介護事業開始
2015年9月 介護職員処遇改善加算Ⅰ取得
2018年6月1日 国際部を設立。海外からの訪問客向け国際福祉サービスの事業開始
2019年4月20日 サービス品質評価管理委員会の設立
2020年4月20日 感染防止対策委員会の設立
2020年4月 特定介護職員処遇改善加算Ⅰ取得
2020年7月 特定事業所加算Ⅰ取得
2021年9月20日 障害者虐待防止委員会の設立
2021年12月1日 京都市指定、居宅介護(身体・難病)事業開始
2023年9月20日 京都市指定、訪問看護ステーション家族舎 設立し事業開始
所在地
〒602-0054
京都市上京区飛鳥井町258番地6-B
Tel/Fax:075-432-1010
事業内容
重度訪問介護
障害者総合支援法に基づき、京都市の指定事業所として重度の障害をもつ利用者様のご自宅を訪問し生活上必要な身体介護・家事援助・移動支援等の重度訪問介護サービスを提供する。
調査研究活動
支援から浮き彫りにされた問題やニーズをくみ取り、社会福祉学、社会学、社会医学等の視点からアプローチし、グループワークによるプロジェクトチームの社会調査によって課題を解明し学術的な貢献を図る。
短期来日する障害をもつ
外国人の通訳支援
古都京都を観光等で世界各地から訪れる外国人の数が年々増えています。中でも障害のため、車椅子で移動する風景も時々目にします。歴史的な町のつくりは体の不自由な外国人観光客にとっては決してやさしいとは言えません。家族舎は地元であり、介護のプロであり、多言語でも可という優位性を生かして、短期滞在の障害をもつ外国人観光客に通訳やコーディネーターを派遣し、安心・安全に京都の町を満喫できるよう支援します。
会社の特徴
専門性の追求
家族舎は、神経難病の支援を主とした介護活動を展開しております。重度の障害を抱える方の介護に対応すべく、社員一同への研修・教育を行っております。また、訪問診療・訪問看護、訪問リハビリテーション等の多職種との連携にも取り組んでおり、介護スキルの向上に努めています。
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多様性の追求
家族舎では、これまで7か国、4つの宗教をもつ人々を社員として積極的に採用してきました。また多様なニーズや背景、国籍、宗教をお持ちのご利用者様にも対応してきました。支援の中で、それぞれの文化や信仰が尊重されるべきであると認識し、支援に臨んでいます。
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活動報告
社員研修
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京都市市民防災センターで消化訓練を受ける。
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京都市上京小川学区の防災避難訓練を受ける。
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嚥下サポート食の調理実習
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2018年11月2~3日に開催された第34回全国筋ジストロフィー福岡大会に家族舎より5名参加し、医療・リハビリテーション、就労などについて学び、実り多い研修となりました。
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2018年11月2~3日に第34回全国筋ジストロフィー福岡大会に参加し、さらに懇親会にて全国からの参加者の皆さんと交流を深めました。
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2018年12月9日に京都市内で開催されたパソコン補助具・重度障碍者意思伝達装置説明会に家族舎より5名参加し、支援方法の基本的知識を学びました。
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2018年12月9日に京都市内で開催されるパソコン補助具・重度障碍者意思伝達装置説明会に参加し、座学を学んだあとに様々なコミュニケーション支援器材に触れて練習しました。
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2019年9月24日(火)サービス提供責任者谷賢太郎が、機械工学専門の西村茂男先生より電動車椅子シーティングの原理と方法について教わりました。
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2019年7月25日(木)の第40回社内研修会において社員同士が口腔ケアの練習を行い、手技を競い合いました。
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2022年3月17日、美容室モートンさんの丁寧なご指導の下で洗髪の研修を受けました。洗髪って簡単そうに見えますがいざとなると意外と難しいことがよく分かりました。しかし諦めずに練習し手技をどんどん上げていきます。
社会的啓発活動
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京都市内にてヘルパー向けの研修講義を行う。
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大阪市内にてリハビリステーション師向けの研修講義を行う。
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京都 CLUB METROにてアートパフォーマンス
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地域のスポーツ活動を応援する。
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2018年9月に音楽イベントに参加するためのDJ特訓中
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2019年1月20日に関西コミティア創作漫画同人誌展示即売会に家族舎から3名参加し、自作の漫画の展示販売を行いました。
国際交流
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中国上海市の病院にて医療関係者向けの神経筋難病患者在宅介護の研修講義を行い、患者や家族と交流を行う。
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中国上海市の病院にて医療関係者向けの神経筋難病患者在宅介護の研修講義を行い、患者や家族と交流を行う。
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汕頭大学の学生の特養訪問
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汕頭大学の学生の特養訪問
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汕頭大学の学生の特養訪問
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2019年11月14日(木)に台湾衛生福利部(日本の厚生労働省相当)基隆病院リハビリテーション科の王昭閔主任医師並びに理学療法士の二方が京都を訪れて、地域における在宅や通所リハビリテーション事業の実施状況を視察されました。家族舎は、訪問のコーディネーター役を務めました。一行は、利用者様のご自宅を訪れて、訪問リハビリテーションの様子や利用者様の在宅の生活の様子を興味深く見学されました。
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梁山会診療所ICリハビリテーションを訪れて、Dr.田中より直接に、日本における通所と訪問リハビリテーションの制度・政策・実施の現状を伺い、また通所リハビリテーションの現場を見学しました。
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梁山会診療所の診察室にて、在宅利用者様向けの外来治療の様子を見学する。
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台湾衛生部基隆病院リハビリテーション科の主任医師や理学療法士の皆さんと一緒に
社員紹介
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谷賢太郎(職歴:8年、介護福祉士)
サービス提供責任者の谷です。27歳です。私は19歳で居宅介護の世界に飛び込んできました。
居宅内の支援のみならず人工呼吸器を装着する利用者様の社会活動を支援するために、飛行機や船舶などの長距離の移動介助、それに伴う医療機器の管理など責任の重い仕事を経験してきました。仕事を通じて一ヘルパーとしてまた一人の人間としても成長し、鍛えられた実感をしております。今後も今まで以上に成長を続けていきます!
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李璐(職歴:5年3ヶ月、介護福祉士、福祉用具専門相談員)
こんにちは。国際事業部部長のりろです。会社で国際業務を担当しており、特別なニーズをもつ短期来日する外国の皆様に医療や保健、介護などの情報提供や企画などを担当し、日本での滞在がより安心・安全にできるよう仕事しております。
遡れば2013年に私はすでに留学生として京都の地で2年間楽しい大学生活を送っていました。忙しい研究の合間に、障害者介護の専門資格を取得し、そして、日々の実践の中で福祉の理念と介護の手技を高めてきました。今思えば、あの2年間の苦労は今日の肥しとなりました。
家族舎は安心・安全のサービスであなたをお待ちしております。
ぜひ京都でお目にかかりましょう。
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今西杏介(職歴:2年、実務者研修修了)
私は訪問介護の仕事を始めて2年になります。幼少期の頃から障害のある方々と接する機会が多く身近に感じており、いつか携わりたいという思いを持っていました。
とても責任の重い仕事ですが、利用者様とコミュニケーションを取りながら毎日楽しく支援を行っています。まだまだヘルパーとしての経験も浅く、優しい先輩方に支えて頂きながら成長を続けている途中です。利用者様の生活をこれからも守っていけるように知識を深め日々の支援の中で経験を積んでいき、将来は私がヘルパーの見本となれるように頑張ります!
©2018合同会社家族舎